横浜刑務所
元受刑者の方より



横浜刑務所にお勤めに行かれ、2008年に出所された方より情報提供頂きました。貴重な情報のご提供、感謝致します。

横浜刑務所は、主に再犯者・外国人向けの刑務所です。(重要:官による集団暴行も!!浦和拘置所の悲惨な実態!?)

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平成14年から四年間横浜刑務所に服役しました。初犯でしたが、組の看板背負っていたために、横浜刑務所に移送されました。横浜はF級刑務所で外国人の多さにたまげます。

刑務所は過剰収容の為、雑居房は8人部屋の所10人、独居房も二段ベットを入れて、2人入ります。独居は集団生活に少し向いてない性格の人、イビキなどうるさい人が行きますが、2人の為に喧嘩、懲罰が多いです。喧嘩、懲罰になると、仮釈放面接かかっても、パーになります。(※管理者補足…模範囚であれば仮釈放が認められるのですが、過剰収容という刑務所側の事情で受刑者にストレスが生じ、トラブルになり、仮釈放が遠のくのは、受刑者の社会復帰の観点から問題と思われます。)

雑居房には、中国人が必ずと言ってよいほど各房に一名ずつ、他にイラン、パキスタン、タイ、マレーシア、アメリカ、南アメリカ人と多種多様な外国人がいます。彼らが大変なのは、願せんだすとき、言葉が解らず困ることです。外国人に願せん書けと言ってもコクです。イスラム教の人々は、申し出れば、豚肉抜きの餌が出されるようになり、ラマダン月は独居に行けるようには、なってます。(※管理者補足…以前は宗教的配慮は全く欠けていましたが、最近改善されました。)

私が最初に配属された工場は第八工場、刑務作業内容は、(※以下略…業者への配慮のため作業内容を伏せさせて頂きます。)第八工場では、手紙に作業内容について書く事は業者への配慮から禁止です。正月近くなると残業遣らされ、残業食のドーナツ出るからとやったはいいが、ドーナツ出なくて、頭にきた懲役囚が作業拒否して、何人も取り調べになる有様です。(※管理者補足…事実だとすると問題があります。)

浦和拘置所の惨たらしい鎮静房の実態、次にメールします、あそこで誰も知らずに死んで行った魂の為にも、そちらで聞きたい事あれば、遠慮なくメール下さい、家に帰れば、パソコンもありますし、今は25年組織にいましたが、堅気になり更生しました。

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Q.
外国人受刑者の様子は?また、確認なのですが、外国人受刑者は、言葉がわからないのに願せんはどうするのでしょうか。

A.
外国人は日本人と一緒で同じ国の外国人は2人一緒にはしない、服役が多い中国人などは互いに工場の休暇の時いろんな情報交換や刑務所にたいする事柄に領事呼んで対応してますが、孤立してる外国人は大変ですね。

外国人の願せんの事ですが、第四工場の時アメリカ人のAは黒人で、現在まだ受刑中の奴ですが、彼の場合、やはり可哀相でした。日本人の私でさえ願せんの書き方は解りずらく担当に書いてもらったり、文章作成してもらったりする位です。房では歯が痛い、腹が痛い等いちいち願せんがいるのですが…。一応各国の通訳はいますが、それも処遇通さないと面接できません。普段の工場での願事などでは、外国人は言いたい事は言えないし、工場担当も親密にはならないと要望しにくいのが実状です。Aなんかは、日本語全く知らないし、覚えようとはしないから、どうしょうもありません。

多分ですが、アメリカ人のAが日本で服役するのは、日本人が北朝鮮で服役するくらい、辛い事だと思います。工場官本も外国人向けの書籍はないし、彼らは特別官本願、願せん書かなければ本も読めないですね。(※管理者補足…近年外国人受刑者が増加していますが、処遇が全く追いついていません。言葉の問題は大変深刻です。最近、受刑者を母国で受刑させる制度ができたのですが、まだ余り実例がありません。)

Q.
残業は年間何日、何時間位ありましたか。残業で作業報奨金は出ましたか(はした金かもしれませんが)?

A.
残業の割増は、私は金があったし気になるならかったが、賞与金だけで、日用品購入する人は重要な事ですね、たしか一切金は払われた事は無いですね。前のメールで記したように、残業食位でした、もし払われるなら、担当が告知して、それが頭に入ってたはずですし、割増告知表には、細かい時間とか書いてないし、担当が数秒で読み上げて終わりです。

Q.
横浜刑務所には工場が十数個あると思いますが、配属の際に、組関係の人がいく工場、おとなしい人が行く工場、等とわかれると思いますが、その辺どういう感じなのか、どの工場がどういう人か、というのはわかるでしょうか?

A.
横浜は以前稲川刑務所と呼ばれ、地元の稲川会が牛耳り、ある大物つまんだら、はとが刑務所中とんで、作業拒否で暴動騒ぎにになった事から、今では、幹事クラスまでしかとらず、地元の顔は下りません。

横浜はある種もた工的で、殆どの工場が紙折りばかりです。紙折りすら仕事が入らず、暇な時は、折り紙みたいな紙を作っては、元に戻す、あほみたいで時間がものすごく長い感じの作業やらされます。性格的な工場配属もやはりあります、運動会などで他工場と接する時思いますが、やはり同じような奴らが固まってますね。

やくざは一つの工場に二割程度居て、やはり刑務所でも、やくざは幅きかせますね、工場で気に入らない奴とかはやくざが会議開いて出しちゃいます。組長クラスなら普通の工場配属されますが、親分クラスだと冷暖房完備の印刷工場に行きます、勿論やどくですが、そこからも、掃夫や炊事使って、指令出します、どんな手を使っても伝達する能力、には啓復しますね。例えどんなネス公でもちんころは90%しませんね。

職業訓練は様々有ります、一般社会の建設資格は三ヶ月単位で募集しますが、不幸に担当ずけ良くないと受けられない、親父(刑務官)の腹一つ、やはり人間だから仕方ないとは思います、もう一つ、やくざは絶対職業訓練受けれません、これでは更生施設の意味が無い!

Q.
仮釈放の状況は?

A.
私の舎弟どもが偽装脱会して仮釈放サンピン貰った奴いますね。初犯刑務所の黒羽で三年の刑で見事二年で出ました。奴は班長やったり、ボイラーの資格取ったり真面目に務めたみたいです。

刑務所は事故起こさなければ大概は仮釈放申請出ます。しかし………しかしです、真面目にやって仮釈放面接掛かると、足引っ張る奴が居て折角の仮釈放がパーになりかねません。雑居で気に入らない奴がいたなら、とっておきの手段は、面接かかったら、願事の時に担当に話して独居に移るとか、最終的には処遇面接して他工場配属して貰うとか、が有ります。

Q.
その他、横浜の様子は?

A.
餌は横浜はいいほうです、まじフカヒレとかえびチリ、豚の角煮、出ます、二週間に一度コカコーラが出ます、夏ばには仕事中にかき氷が出ます。

パソコン教室や仏教クラブ、絵画、書道等も有ります。運動は、雨で庭使えなくなると体育館で行い、運動系は筋トレ器具、バトミントン、卓球が有り、他は将棋、囲碁など、いつも同じ房の者としか打てなくても運動の時はいろんな者と出来ます。カラオケの機械も有り歌の好きな者は歌えますが、混雑するので、暗黙の了解で1番までで機械を操作します、カラオケ大会は半年に一度ありレベル高いです。グランドチャンピオン大会は、歌手や作曲家等も招き本格的な審査でチャンピオンを決めます。

Q.
浦和拘置所での重大事件についてお聞かせ下さい。

A.
浦和拘置所の悲惨な実態


刑務所生活