保護観察



保護観察とは、仮釈放された受刑者や非行少年を社会の中で指導監督するものです。

対象は、仮釈放された者、判決で刑の執行猶予中保護観察に付された者、少年事件で保護観察処分を受けた者、などです。

保護観察を受ける者は、まず各地の保護観察所に出頭します。保護観察所では面接があり、遵守事項(仮釈放時に定めたものと同じ)を定め、担当の保護司が決まります。

保護司は民間人で、社会経験のある、高齢の方が多いです。保護観察期間中、保護司は保護観察を受けるものに毎月指導助言をします。

遵守事項違反や再犯があった場合には、仮釈放の取消しなどの措置があります。

満期釈放の場合、保護観察はありません(これは満期釈放の問題点です)。



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