成人で一般刑法犯として検挙される者の中で前科のある者の割合は28.5%です。
つまり、100人検挙されれば28.5人が過去に前科があることになります。
さらに、検挙される者のうちで、同一犯罪の前科のある者の割合は13.7%です。罪種別に見ると以下のようになります。
覚せい剤-55.1%
傷害 -20.6%
詐欺 -19.8%
窃盗 -18.6%
強制猥褻-11.5%
強盗 -6.7%
放火 -5.7%
強盗致死-4.7%
傷害致死-4.3%
横領 -4.0%
殺人 -3.8%
(平成16年犯罪白書)
大体の感じとしては、覚せい剤は特定の人が何度も繰り返すことが多い、その他の犯罪は前科のある者だけでなくいろんな人がやっている、という所でしょうか。
なお、これは再犯率ではありません。法務省は再犯率を公開していません。