京都刑務所他
元受刑者の方より



京都刑務所など、にお勤めに行かれた方より情報提供頂きました。貴重な情報のご提供、感謝致します。

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2008年○月に京都刑務所を仮釈放で出所しました。この度の受刑生活も恥ずかしながら6度目となり、過去を振り返ってみます。

昭和の時代に加古川交通刑務所や姫路少年刑務所や神戸刑務所と大阪刑務所を経験しましたが、まず人間としての扱いは受けた事は、ありませんでした。

平成になってからも神戸刑務所を経験しましたが、苦い思い出が沢山ありました...刑務官からの暴行等、反発すれば皮手錠を掛けられ保護室に入室されました。保護室で暴れ回ると4〜5人の刑務官に暴行され気を失いました。後日、皮手錠を外して貰いましたが全身打撲で、あざだらけで、医務課に連行されましたが、行く途中で医務部長が「階段から転倒したと言え」脅迫され、仕方なく「転倒した」と答え治療を受けさせて貰った後にテレビカメラの付いてる視察室に一ヶ月間も入室させられました。結局は怪我が治る間までの事でした。これが神戸刑務所での出来事でした。

現在の新処遇法で刑務所の中が変わりました。その6年後大阪で逮捕され平成18年に京都刑務所にて服役中に受刑者処遇法が、改正されてからある程度の人権は守られてますが、やはり刑務所の中です。刑務官とは立場の違い等、思い知らされる事は、多々ありました。罪を償う所で、あって不平不満は言えない所だと痛感して居ます!自由ほど素晴らしい事は、ありません!

この度の受刑生活で初めての仮釈放を頂きました。仮釈放の苦労は、その人にしか分からない苦労です。

刑務所の中は、人間関係の縮図です。学ぶ事が沢山ありました。そして今回の拘禁生活を最後として第2の人生を歩んで居ます。

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人間は生きている限り、いつでもやり直しができると思います。そして、元受刑者の方も我々社会の一員です。我々も、縁がある時には、できる範囲で元受刑者の第二の人生をサポートしていくことが望まれます。



刑務所生活