姫路少年刑務所
元受刑者の方より



私は20年6月に満期を迎えました。私が居た作業工場は第一訓練場《木工》私は塗装で姫路独楽というコマを作ってました。やはり姫路はヤクザがかなり多いですし、喧嘩や、担当との口論により懲罰になる人も多々いました。

私は関東から行ったため、言葉も違って苦労しました。でも刑務所では、色々な事を学びました。しかし、担当はホンマにうざいです!〜と言うあだ名の先生は最悪で、言葉も悪く腹立ちました。

刑務所に入ってない人に言います。回りに刑務所経験者がいても、変な目で見てやらないでください。確かに犯罪者です。けど周りからの温かい目が凄く勇気付けられるのです。私も犯罪者としてではなく、まともに生きてこうと思います

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(管理者補足)再犯を防ぐのに必要なことは二つでしょう。一つは、本人の努力。もう一つは、周囲のサポート。二つそろって初めて再犯が防げるのだということを、読者の方には、ここで申し上げなければなりません。刑務所を出所してきた者に対する不当な偏見を排除することは、我々の義務であり、またそれは我々のためであります。



刑務所生活